最近読んだ本
・変身/カフカ
・死をポケットに入れて/チャールズ・ブコウスキー
・町でいちばんの美女/チャールズ・ブコウスキー
・ライフ・アフター・ゴッド/ダグラス・クープランド
・神は日本を憎んでる/ダグラス・クープランド
・ベル・ジャー/シルヴィア・プラス
ブクとクープランドは前に読んでなかなかよかったので、他のも読んでみようと。チナスキー氏は一見ただのエロ、もしくは頭のオカシイやつ、みたいなところがありますが、時折人間の悲しいサガ、本質、深い闇みたいなものが、なんかドキッとするような文章でサラッと書かれてて、そこに病み付きになってしまうのでしょうか?
クープランドはライフ・アフター・ゴッドが一番好きかなぁ。だいたいどの本も尋常でない数の固有名詞がでてきて、平熱で物語が進んでいくんですけど、なんかこれ全編しっとりしてて、雨のイメージが強い。悲しいってわけじゃないけど、グッとくる箇所が多いんですよね。
で、カフカ。虫???職場の子から勧められて読んでみましたが…あの緊張感はヤバいです、あっけないし…
ベル・ジャーはNine Black Alpsというバンド名がシルヴィアの詩集からとられたという事で買ってみました(詩集は高すぎて買えません)少女版ライ麦という売りでしたが、僕が今まで読んだ本の中で一番キマシタ。普通からするとナイーブすぎるとか狂ってるとか思うんでしょうけど。僕自身普通以下の人間で、エスターに忌み嫌われるような汚く醜いおっさんですが、この本に惹かれてやみません。